招き猫の右手と左手について
左右の意味の違いやご利益について
招き猫には「右手を上げているもの」と「左手を上げているもの」がいます。
「右手を上げている招き猫は、金運を呼ぶご利益がある」
「左手を上げている招き猫は、お客様を招くご利益がある」
と、いわれています。
ですので、「右手を上げている招き猫」は、「個人の方で金運をアップさせたい」方はもちろんですが、「金運をアップさせて商売や事業を繁栄させたい」という方におすすめです。
また、「左手を上げている招き猫」は、「お客様をたくさん招き、商売を繁盛させたい」と願うお店に向いています。
お店の玄関での置き方について
また、お店に陳列する際「二匹を並べてペアで飾ること」もよくありますが、その場合は「手が外側にくるようにして飾る」ようにしてください。
なお、
「右手上げの招き猫は昼の客を呼び」
「左手上げの招き猫は夜の客を呼ぶ」
ともいわれることから、「夕方になると招き猫を飾りかえる」場合もあります。
商売を繁盛させる置き方について
左手を上げている招き猫は、商売を繁盛させるといわれておりますが、商売繁盛を願う方におすすめな方位は、業種によって異なります。
下記を参考にし、自分の仕事にあった方位を選び、左手上げの招き猫を飾る際の参考にして下さい。
☆業種別のおすすめ方位
東:電力関係、電気関係、音楽関係、ラジオ・テレビ関係、造園、の方角
東南:製糸業、紡績業、木材業、商社、通信販売関係、営業関係、の方角
南:証券関係、出版関係、美容関係、芸能関係、化粧品業、の方角
西南:不動産関係、農業、リサイクル関係、骨董屋、雑貨屋、の方角
西:金融関係、食品関係、飲食店、質屋、ブライダル関係、の方角
西北:自動車関係、航空機関係、貴金属業、機械業、生命保険関係、の方角
北:水商売、クリーニング業、塗料業、酒屋、銭湯、魚屋、の方角
東北:建築業、旅館、ホテル関係、インテリア関係、金融関係、の方角
金運をアップさせる置き方について
右手を上げている招き猫は、金運をアップさせるといわれておりますが、金運をアップさせたいときには「財方位」に飾るのがおすすめです。
「財方位」とは、家の玄関によって決まる、「金運を招く方位のこと」です。
☆「財方位」の調べ方
「財方位」は家の玄関(部屋のドアでも可)がどの方位にあるかで異なりますので、下記をご参照いただき、それぞれの住居の財方位を確認してください。
玄関が北向きの家・・東、西南
玄関が東向きの家・・西南、北
玄関が西向きの家・・北、東南
玄関が南向きの家・・東南
玄関が東北向きの家・・東南
玄関が西北向きの家・・東、南
玄関が東南向きの家・・西南、東
玄関が西南向きの家・・西
両手を上げた置物のご利益について
右手と左手、左右両方の手を上げた招き猫は、「金運とお客様の両方を招いてくれる」といわれています。
ただし、両手を上げている姿が「お手上げ」に通じるということから、嫌う方もいらっしゃいます。
「風水開運大事典」より